2014年の夏
テング熱の原因となる蚊が
代々木公園で発見されました!
デング(denguero)熱のデングとは
スペイン語で激痛という意味だそうです。
わたくし管理人は、
最初、鼻の高いテング(天狗)と読んでいたので
恥ずかしい思いをしてしまいましたが・・・^^;
ここで、ちょっとした疑問が・・・
デング熱のウイルスを持つ蚊って種類があるの?
ってことです。
色々リサーチしてみると どうやら、
普段刺される蚊とは違う ようなんです!
そこで、今回は蚊の見分け方として
わかりやすく解説したいと思います。
それでは、早速見て行きますね♪
蚊の種類
暑くて水辺が好きな蚊の種類は、
37属3266種類とたくさん!
でも世界の75%ぐらいは、熱帯に生息しています。
なお、この日本においては約100種類の蚊がいます。
ただ、地球温暖化の影響で熱帯化して、
蚊の種類も増えてくると予測されていますよね。
現在、日本でよく見られる蚊は、アカイエカといって、
主に家で寝ている時にプ~ンと羽を鳴らして血を吸う蚊です。
そして、日中に公園の草むらや竹やぶに行くと
見られる黒っぽい蚊がヤブカです。
結構、刺されたところが
赤くはれて痛くなりますよね~。
あぁ、つらい。
あと、最近は、チカイエカが都心のオフィスや
トイレなどで増加中です。
チカイエカは、灰色っぽいアカイエカの仲間。
秋・冬でも活動するようなのでちょっとやっかいです。
デング熱に感染する可能性がある蚊は?
デング熱は、海外からウイルスを持って帰国した人が発症し、
日本の蚊がその人の血を吸いウイルスが唾液腺に達したところで、
別の人を刺して広がっていきます。
では、日本では、どんな種類の蚊が
デング熱を感染させるのか見て行きましょう!
話題になっているデング熱の一番の原因となる蚊は、
ズバリ ヒトスジシマカ です!
ヒトスジシマカは、上記でお伝えしたヤブカの一種なんです。
だから、公園や竹やぶなどにまとまって生息しているので、
群がって刺される可能性があるんですね。
虫取りに集中していて、いつの間にか
たくさん刺されたなんてこともあるようです。
では、普段多く見る
アカイエカとヒトスジシマカの違いって
どんなところなんでしょうか。
ちょっと、比較して
見分け方を見ていきましょう。
ヒトスジシマカとアカイエカの見分け方
アカイエカとヒトスジシマカの違いを簡単な表に
まとめましたので、こちらをご覧ください。
蚊の種類 | 特徴 | 活動範囲 | 好む場所 | 主な活動時間 | 大きさ |
アカイエカ | 赤褐色 | ~1kmと広い | 屋内 | 夜 | 約5.5mm |
ヒトスジシマカ | 白黒シマシマ | ~100mと狭い | 屋外 | 昼 (特に朝・夕) | 約4.5~5mm |
そして、こちらの動画も参考ください。
吸血シーンを見ながらヒトスジシマカの特徴を
つかんでみて下さい!
ヒトスジシマカは、
黒っぽいので見分けが付きやすいですね。
だから日中の公園などの特定の場所には
近づかないのが無難な気がします。
また、共通して言えるのは、
蚊の寿命は約2~3週間で、一生のうち2~5回の血を吸うことです。
管理人はもっとたくさん吸うのかと思っていました。^^;
そして、次にヒトスジシマカよりも
デング熱への感染で危険な蚊があるのでこちらもご紹介しますね。
その名は、ネッタイシマカ!
ネッタイシマカとは?
ネッタイシマカは、
他の蚊よりも小さく約3mmで黒褐色をしています。
しかも、活動範囲がヒトスジシマカと同様に狭く
屋内に侵入してくるので、とてもやっかいなんです。
ただ、日本では過去に琉球諸島や小笠原諸島で
発見されたそうですが、現在は駆除され見受けられません。
もっと日本の気温が上がると
いずれ発生しそうな気もしますけどね・・・
あぁ~ こわいこわい。
おまけに、ネッタイシマカ吸血する動画も参考くださいね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
でも、ここで疑問が残ることが、もう一点でてきました。
それは、
日本に多くいるアカイエカに刺されても
デング熱にならないかという疑問です。
色々リサーチしてみたところ
今のところデング熱を発症した事例がなく、
蚊の唾液中濃度の違いが主な理由だそうです。
・・・とは言っても、
それなりの対策を打ちたいところですので
以下5点をチェックしてみて下さい!
- 蚊がいそうなところに近づかない。
- 色の薄い服を着用。
- 肌を露出しない長そで・長ズボンを着用。
- 虫よけスプレーをする。
- 水たまりになるものを家の近くに置かない。
(例:植木の受け皿・水槽・空き缶・古タイヤなど)
それでは、また!