ピアノを習っている管理人です。^^
もうかれこれ3年になりますが、
曲がどんどん難しくなってくると
だんだん苦痛になってきたような・・・。^^;
ただ、その前に、譜読みも苦手で
基本がわかってない気がするので
色々復習してみることにしてみました。
そこで今回は、
その中でも初心者が大切だと思う
主要三和音を中心に理解を深めていきます。
できるだけ、わかりやすく書いていますので、
ピアノのコードを覚える初心者の方は、
ぜひ参考にしてみて下さい。
上から順に読んでいくと、
自分でも簡単な曲作りができるような気持ちになりますよ!\(^O^)/
音階を覚えよう。
まずは、みんなが知っているハ長調の音階は、
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シと7つあり、
上にもう一つ繰り返すと1オクターブ上がるといいます。
実は、これってイタリア語だったって知っていましたか?
あとは、英語・日本語で表記すると以下になります。
イタリア語 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
英語 | C | D | E | F | G | A | B |
日本語 | ハ | ニ | ホ | ヘ | ト | イ | ロ |
それでは、次にコードを見て行きましょう!
コードネームを覚えよう。
このド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの音階を
根音(こんおん:3つ音を重ねた時に基本となる音)にして、
お団子のように1音おきに2つ上に重ねると和音(コード)になります。
例えば、ド(C)の上に1音おきにミ(E)とソ(G)ヲ
重ねるとCのコードと言って、これをコードネームと呼びます。
すると、それ以降は・・・
レ(D)・ファ(F)・ラ(A)でDmのコード
ミ(E)・ソ(G)・シ(B)でEmのコード
ファ(F)・ラ(A)・ド(C)でFのコード
ソ(G)・シ(B)・レ(D)でGのコード
ラ(A)・ド(C)・ミ(E)でAmのコード
シ(B)・レ(D)・ファ(F)でBm(♭5)
となります。
一番下の音は、1度・根音(ルート)
真ん中の音は、3度(サード)
一番上の音は 、5度(フィフス)
と呼ぶので覚えておいてください。
ちなみにm(マイナー)や♭5が付くのは、
白鍵(幹音)と黒鍵(派生音)の関係で
音程の差が短い場合につくからなんです。
※今回は、ややこしくなるので説明省きますね。
また、コードの読み方には
ディグリーとうローマ数字で表記する
こともあるので覚えておいて下さい。
これは調を関係なく、音階上の何番目の
コードになるか表すことができるんですよ。
今までの内容を表にまとめてみます。
根音 | ド | レ | ミ | ファ | ソ | ラ | シ |
C | D | E | F | G | A | B | |
ハ | ニ | ホ | ヘ | ト | イ | ロ | |
コード | C | Dm | Em | F | G | Am | Bm(♭5) |
ドミソ | レファラ | ミソシ | ファラド | ソシレ | ラドミ | シレファ | |
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵ | Ⅶ | |
Ⅰ | Ⅱm | Ⅲm | Ⅳ | Ⅴ | Ⅵm | Ⅶ(♭5) |
ダイアトニックコードとは?
ダイアトニック・コード?
何それ、聞いたことないよ! と思った方も
たくさんいるのではないでしょうか?
いきなり出てきた名前ですが、
上記までの話につながるものですのでご安心を♪
その正体は、7つのコードネームを並べたものになんです。
この7つの和音を適当に弾くと比較的相性良く曲ができあがるんです。
ちなみに、今までご紹介してきた
♯(シャープ)や♭(フラット)がない、
ハ長調(C音を主音とする)Cメジャーは、
C・Dm・Em・F・G・Am・Bm(♭5)
になります。
ここまでは、
3つの音を重ねたものなので3和音(トライアド)と呼ぶます。
第1音・第3音・第5音が重なったコードですね!
※例:ドミソでCのコード
他に4つの音、
第1音・第3音・第5音・第7音を重ねた
4和音(セブンス・コード)というコードもあるんです。
※例:ドミソシでCm7(シーメジャーセブン)のコード
さて、ここまでお伝えしたところで、
主要三和音の登場です!\(^O^)/
主要三和音(スリーコード)とは?
主要三和音(しゅようさんわおん)とは、
ズバリ、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴの和音のことです。
ダイアトニックコードの中で
重要な役目をするコードと言えばわかりやすいですね。
ハ長調だと
Ⅰ(C)が ドミソ
Ⅳ(F)が ファラド
Ⅴ(G)が ソシレ
のコードになります。
なので、この主要三和音を適当に弾くと、
さらに相性良く自然な曲ができあがるんです。
しかしですね。
これにはコードを弾く順番の基本的なルールがあるんです。
それでは、どういうことなのか
見て行ていきますね!
終止形(カデンツ)を覚えよう。
曲が自然な流れで終わるには、
終止形(カデンツ)と呼ばれる進行のルールがあります。
主なルールは以下の3つです。
- Ⅰ → Ⅴ → Ⅰ
- Ⅰ → Ⅳ → Ⅴ → Ⅰ
- Ⅰ → Ⅳ → Ⅰ
これをハ長調のコード進行で表すと
- C → G → C
- C → F → G → C
- C → F → C
になります。
なぜ、このコード進行になるかということですが、
それは、コードには役目があるからなんです。
下の表を見て下さい。
Ⅰ(C) | T:トニックコード(主和音) | 落ち着いた響き。曲の始終で使われる。 |
Ⅳ(F) | SD:サブドミナントコード(下属和音) | TとDの間で、T・Dどちらかに進行する。 |
Ⅴ(G) | D:ドミナントコード(属和音) | 落ち着かない響きでTに進行したくなる。 |
そうすると役割の進行でみると以下になります。
- T → D → T (強い終わり方になる。号令(起立・礼・着席)の進行)
- T → SD → D → T
- T → SD → T(おだやかな終わり方になる。)
これは、自分でピアノを弾いて音を確認してみて下さいね。
ちなみに他の和音は使えないの?ってなりますが、
副和音(代理コード)と言って、主要三和音の
代わりになることができるんです。
以下、簡単にまとめておきますね。
※()はハ長調のコード
主要三和音(スリーコード) | 副和音(代理コード) |
Ⅰ(C)※トニック | Ⅲ(Em)・Ⅵ(Am) |
Ⅳ(F)※サブドミナント | Ⅱ(Dm) |
Ⅴ(G)※ドミナント | Ⅶ(Bm(♭5)・Ⅲ(Em)の転回形 |
これで、コードの役割や進行が、
ある程度理解できたのではないでしょうか?
でも、実際弾くとなると、「すぐにコードが弾けないのよね。」
・・・ということで次にコードの覚え方をご紹介します。
ピアノを弾く時のコードの覚え方
ピアノに指をのせたものの、すぐにコードが弾けない!
そんな、あたなは以下の動画をご覧ください。
すごくわかりやすいですね~。感謝♪感謝♪です。
覚え方は簡単!
以下の4つのコードの位置を覚えておけば、
移調しても探し出せるんですね!
- C(シーメジャー) ドミソ
- Cm(シーマイナー) ドミ♭ソ (真ん中の音(ミ)を半音下げるだけ)
- C7(シーセブンス) ドミソシ♭ (4番目にシのフラットを追加)
- Cmaj7(シーメジャーセブンス) ドミ♭ソシ♭ (Cmへ4番目にシのフラットを追加)
半音程1つを1とした場合は、以下で覚えると便利!
Cは ルート音+4+3
Cmは ルート音+3+4
C7は ルート音+4+3+3
Cmaj7は ルート音+4+3+4※YouTube動画 ピアノコード講座1より
最後に
いかがでしたでしょうか?
最後は、知らないコードネームも出てきたので、
次回にでもご紹介したいと思います。
ここまで読んでいただければ、
コード進行や指の位置の覚え方まで
一通り確認できたのではないかと思います。
次回は、コードの転回形などを交えて
ピアノ基礎をお伝えしていきたいと思います。
一緒にピアノライフを楽しみましょう!\(^O^)/